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2001/05/03 Thur 〜 2001/05/06 Sun 「連休」


モラトリアムな私には連休ったってどうということはないのですけどね。なんて世の大人から殺されそうな文句で始まる業務日誌。日本の皆さんこんにちは、本日もご覧頂きまして誠にありがとうございます。終点熱海まで全車禁煙となっておりますのでご協力お願い申し上げます。

3日、大先輩の珍珍亭店長氏が西方からはるばる東京までいらっしゃるということでオフ会。アマチュア無線的に言うとアイボール。昨夜は朝までドンツクドンツク踊っていたので、当然のように約束の時間を寝過ごしてしまいます。同じく先輩のてんぷら氏と先に合流されて、結局高田馬場まで来ていただくことに。恐縮であります。

というわけで本日はこの3人で行動。まずは昼食ということでラーメン屋「珍珍珍」へ。これでサンチンと読ませる強引な店名ですが、実はチェーン店のようで、都内で何店か見かけたことがあります。ラーメン(500円)を注文、特別うまいというほどではありませんが、まあまあの味。ボリュームがあったのが良かったです。しかし何よりショッキングだったのは、食べ終わるころに店のおばちゃんがカウンターから客席側に出てきて、デザートとしてバナナをふるまったことです。「こ、これが店名の由来か」などという品のないオチは言わなかったことに。

特にどこへ行こうと決めていたわけではありませんでしたが、一応候補の一つに上げられていた中野ブロードウェイに行先決定。東西線で中野へ。中古CDを見たり古本を見たりミニコミ誌を見たり業務用映像機器を見たりコスプレ店員を見たりコスプレ衣装を見たり4階の寂れ具合を見たり、とまぁ見るばっかりで全然お金を使わないのですが非常に楽しめてコストパフォーマンスMax。

ブロードウェイから出てきてドトールで休憩。3人とも話すネタが溜まりに溜まっているので猥雑な雑談は長引き、コーヒー一杯で夜になってしまいます。中央線で新宿へ行って、ドン・キホーテ新宿本店でバイブレーターを物色したりしつつ、その横にあるホールにCDが付属しているのに驚きます。このCDを聴きながら使えってことですか。外へ出ると、歌舞伎町の路上でカラオケ屋の客引きが「機種いろいろありますよ、セガカラも設置しております」と声をかけてきます。セガカラを強調するなんて、ちゃんと我々を見抜いてますね。プロフェッショナルだ。

どこかで夕食にしようとウロウロ徘徊。路上のガラスショーケースに、ハンバーグやらエビフライやら古風なプラスティックサンプルを陳列している定食屋があったので、ここで食すことに。1・2階にゲームセンターが入ったビルの5階に入っているという、微妙なロケーションにも惹かれたのです。ボロボロのエレベータを5階で降りるとそこに、目指す「ファミリーレストラン サンパーク」はありました。自称ファミレスなのか。ビルのこの階は全てこのレストランで占められていて、エレベータホールのようなスペースはなく、すぐ目の前からが店舗です。

入り口のレジには「先に食券をお求め下さい」という案内があるにもかかわらず、いきなり席に案内されます。まず面食らったのは、酒の自販機が店内に設置されていた点です。タバコの自販機なら分かりますが、ビールやカップ酒の自販機が店の中央にあるというのはおかしな感じです。しかも天井の隅にはアサヒビールのロゴが入った提灯が飾られています。普通提灯ってビアガーデンにあるものでは……イヤ! ここは実はビアガーデンのようです。メニューを見ると、定食以外のサイドメニューは、揚げ出し豆腐やら枝豆やらバターコーンやらもろきゅうやら、完全居酒屋モードでした。

適度に寂れて空いている店内がいい雰囲気で、なぜという特別な理由があるわけではないのですが、我々3人は完全にこのレストランに魅了されていました。店員の愛想は必ずしも良いと言えませんが、不思議とぞんざいな印象は受けません。新宿の喧噪の中の、隠れたオアシス(ボロいですが)を発見したという感じでした。次回東京オフがあるときは必ずこの「サンパーク」での夕食となるでしょう。

結局閉店の10:00まで居座りました。新宿でてんぷら氏と別れ、店長氏と私は高田馬場へ。近所の銭湯「世界湯」にお連れしましたが、さすがに湯温の高さにはまいっておられる様子でした。

4日、朝早かったのでまだあまり飲食店が開いていません。24時間営業のFSココイチ新宿高田馬場店で朝食。朝からカレーという私のライフスタイルで通してしまってすみません。店長氏は日比谷野音でのコンサートに出かけ、私は事務所で雑作業。夕食は松屋でチキングリル定食(550円 tax inclusive)。寝る前には少しだけ酒盛り。

5日、朝食は朝マック。それにしてもここ数日、夜に寝られないのです。昼夜逆転のサイクルが完全に身に染み込んでしまうと、夜になっても体温が下がらなくなるということが初めて分かりました。で、日が昇るころになるとようやく身体がだるくなってきて体温も下がってくるという。どこかで強制的にリセットかけないといけない。しかしあまりにも眠いので、店長氏を見送った後は今日も昼寝です。夕方は事務所へ。

6日、やはり昼に起床して事務所へ。太田出版のゲーム誌「CONTINUE」の林編集長がご来訪。三鷹駅近くの飲み屋に場所を移していろいろと密談。ガンガン飲んでいい気分になっていたら、知らないうちに終電の時間を過ぎてしまっていました。フラフラと事務所に戻って、床で寝ます。翌朝5:00に起きて、まだかなり酒が残っているようで、相変わらず躁状態のまま中央線で帰還。


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