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2001/05/02 Wed 雨 寒 「初スタパ」


365連休な怠惰学生の皆さんこんにちは。そうではないけど怠惰な社会人の方々もこんにちは。勤勉ってヤな言葉ですよね。楽して生きてられりゃそれでいいですよね。もちろん第参葵荘はそんなあなたの味方で、はありません怠け者は2chでも見て「氏ね」とか言ってろあっち行けシッ! シッ!

というわけで私のような選ばれし者の皆さんこんにちは。私は今日も起床は昼の2:00です。イヤイヤ先ほど追っ払った怠惰な連中と一緒にしないでください。これは重役出勤というやつですので限られた上流階級にしか許されない行為です。そして上流階級の朝食というか昼食というか時間帯的には間食ですが、は、冷や飯に納豆であります。清貧を貫き通す強靱な精神力がなければ上流階級はつとまりません。

そんなこんなで貧しい風呂無しアパートを出発して事務所へ。やっとのことで一仕事ケリが着きます。夜11:00になって、三鷹から吉祥寺へ移動。連れと合流して、吉祥寺スターパインズカフェGFK Records presents "GOFQ"」。テクノポップからネタ物まで入り乱れてDJプレイとステージライブを繰り広げるという素晴らしすぎるイベント。出演はKAGAMIMOTOCOMPODISCO ROMANCER魁!ナードコアーズ、主催のGFK Recordsからはsuzuki2000XLhaz、私の敬愛するササノハレコードからはhi-channel!の各氏が登場、しかもVJはNendo graphicsの広岡毅と草野剛の両氏によるユニットLEVEL1という、一部の人たちにとっては極めて豪華なメンバー揃いです。普通に見ても、KAGAMIだけでもかなりの集客効果ですしね。これだけ集められるGFK Recordsってどういうレーベルですか。

11:30の開場と同時にhi-channel!氏のDJプレイ開始。まぁ疲れてるしMOTOCOMPO出てくるまでは体力温存しておこう、なんてフロア隅のイスに座っていた私がバカでした。開始から30分ほど経ってhi-channel!氏自身の曲「DISCOMANECHI」がかかるころには早くもフロアはかなりの盛り上がり。これまで雰囲気だけな名古屋のクラブにしか行ったことがないからか、それともオールナイトのクラブイベントが初めてだからか分かりませんが、早速フロアの真ん中に飛び出して踊りたい気分。っていうか実際そうするのですけど。

そしてラストにはササノハレコードのネタ物テクノの中でも定番中の定番、アタック25ネタ(hi-channel!「Attack2525」)がプレイされます。hi-channel!氏自身も、最初のDJからこんな濃いネタを回して大丈夫かと心配したのか、フロアの様子を見ながら自信なさげな表情。しかし曲の中盤「25番に飛び込んだー!」と児玉清の声が大音量でハコを包むと、オーディエンス全員ハンズアップな最高の反応。その様子を見てhi-channel!氏の表情も一気に明るくなって、ガンガン盛り上げてプレイを締めくくります。すごい! DJはもちろん、客のレベルも高すぎる。hi-channel!プレイでかかった曲の中で、アタック25が一番盛り上がるなんて、皆さん物分かり良すぎです。

続いて、ステージでMOTOCOMPOのライブ開始。まぁ何度となく書いてきたMOTOCOMPOについていまさら書いてもくどいだけですので書きませんが、今回は「LISTEN」などこれまでライブでは演奏されなかった曲がけっこう出てきたし、時間に余裕のあるオールナイトということで持ち時間も長くて、しかもステージとフロアを隔てるのは階段1段分くらいの段差とロープだけという超至近距離で、いやー良かったですよ。

ジンライムを注文してゴクゴク飲み干しつつ2階に上がると、そこには巨大なプロジェクターとMacintosh PowerBookが3台。プロジェクターとかは備え付けだとばかり思っていたら、他から持ってきてただ2階席に置いていたのですか。そこに3台のPowerBookで動かすMotion Diveで入力しているという。VJは主にゲームネタで、ファミコンウォーズのCMが入ったりロトの紋章が大写しになったりPONGが繰り広げられたりと、ワタクシ的にグッと来るものばかりです。そうか、今日の自分内グルーヴはこのVJのせいもあるのか。

おそらく本日のメイン的位置付け、KAGAMI氏のDJが始まります。フロアは超満員で、さっきまで2階にいた私は一番後ろにしか入れません。それにしても、何分間のプレイか覚えていませんがとにかく踊った。何でこんなに踊れるのかというくらい踊れましたよ。かなりのロングプレイでしたが、まさにターンテーブル2つだけ完全にフロアをコントロールしているという具合で。一流DJの違いを実感。

魁!ナードコアーズはいきなりくるりの曲を歌い出したりして爆笑。しかしフロア全般のグルーヴまでにはならず、自ら手でバッテンを作りダメが出ます。しかしその後ハイスピードMixな海援隊「贈る言葉」が始まるとみんなガンガン踊り始めて、歌詞も相まって半ば感動的な雰囲気に包まれます。なかなか面白かったので今度CD購入してみよう。

そんな具合で飲んだり踊ったりを続け、あっという間に終了の翌朝5:00を迎えます。ああ首が痛い。中央線でノロノロ帰ります。


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