業務日誌

2002/04/01 Mon 暖 晴 「道具は自分で管理」

みずほ銀行今日からサラリーマン人生の始まりです。バリバリ働きますよ。4月1日だからといってウソじゃないです。それにしてもウソのようなのが左の写真の銀行であります。同じ名前の銀行がふたつ並んでいて、右が「みずほ銀行 高田馬場駅前支店」左が「みずほ銀行 高田馬場支店」って、10mくらい違うだけで「駅前」かよ! ……なんて小学生みたいな物言いはやめましょう。1年前に高田馬場へ引っ越してきたとき、第一勧銀と富士銀がここに並んでいるのを見て既に想像がついていましたよ。あと数年するとどちらかが消えているのでしょうな。

会社は今週いっぱい研修です。夕方に研修が終わって帰ってきます。さて、A3のデータを印刷したい用事があって、どこかで出力してくれないかと思ったら、キンコーズに行けばA3対応のPostscriptプリンタがあるとわかりました。さっそくPostscriptの中間ファイルを作ってキンコーズ西新宿店へ。パソコンの利用料が10分200円、モノクロの出力料が1枚14円ということでまぁ悪くないなと思い、さっそく印刷を試みたのですが。

パソコンの管理が厳しすぎて、中間ファイルをプリンタへ直接送ることさえできません。実行可能なファイルがガチガチに制限されていて、DOSプロンプトの窓を出すことも不可。一太郎がインストールされていたので、中間ファイルからでなく一太郎のファイルから印刷できないかとも思いましたが、CD-ROMで持参したフォントを利用することができずこれも使えない。結局、ちゃんとしたもの出力したけりゃIllustratorかPageMakerのファイルにPostscriptフォント指定で持ってきやがれ、それが無理ならWordとMS明朝で我慢しろ、ということのようです。一太郎+花子のお手軽日本語DTPユーザーは今後ますます厳しい時代を迎えることになりそうです。

だいたい管理の厳しいパソコンって「パーソナルコンピューター」じゃないですよ。端末、ターミナルに過ぎない。パソコンもワークステーションもサーバーも性能面ではまったく差がなくなってしまった現在ですが、やはりパソコンは個人で所有して使うことでその機能をフル活用することのできる機械なのだということを痛感しましたよ。そこいくと、個人で使うにしてもroot権限で日常作業を行うことのないUNIXはやっぱりワークステーションのためのOSで、個人で使うぶんには常にAdministrator権限で使ってしまうWindows XPはやっぱりパソコンのためのOSなのか。ほとんど思想の問題ですが。

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