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2001/06/16 Sat 曇 やや暑 「ダウソ2日目」


新ルル-A錠(フマル酸クレマスチン・塩化リゾチーム配合 35錠798円)のおかげか、おかげさまで昨日よりは身体楽になりました。しかしまだけっこうカゼ状態がハッキリしているので今日も終日おとなしく寝ております。せっかく雨がやんだのにもったいない。

採用決定、って新手の学校宣伝ですか。いやまあそれはどうでもいいとして、歴史について多面的な見方を教育するとか、事実というのは必ずしも一意でなく受け止める人によって異なってくる場合があるとか、そういう文脈で採用したのなら誰も騒ぎは起こさないと思うのですよ。ただ、この場合のように「誇り」をキーワードにしてしまうと、こりゃやっぱりどうにか問題視する人が出てくるでしょう。あ、私もそうですかすいません。まぁ確かに「歴史的事象に対する関心を高め(中略)我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てる」(文部科学省 中学校学習指導要領 歴史的分野 1 目標 (1)より)のが歴史教育の目的ですから、「誇り」は当然なのですが、私のようにヘタレ史観にどっぷり浸かった人間から見るとどうしてもちょっとコワーと感じてしまうという。

ただ、要は教科書という教材自体に問題の本質があるのではなくて、教科書というツールを教育者がどのように利用するかなのだと改めて感じさせられましたな。ホラ、あれと同じですよ、「ロックを聴くと不良になる」「バイクに乗ると族になる」「マンガを読むとバカになる」「テレビゲームで凶暴になる」と同じで、ガタガタ騒がれている教科書問題って「これまでの教科書では自国に誇りを持てない人間になる」「つくる会の教科書を読むと右翼になる」という短絡がどこかにあるような気がして。


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