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2001/04/23 Mon 晴 暖 「真・ゲームの大學」


昨夜は3時間ほど寝て、5:45、東京出発。バイクで西へ。もう部分的に渋滞しとりますよ。9:00、静岡着。ガスト最後の良心なモーニングプレート480円スープドリンクバー付きでたっぷり1時間朝食。12:00浜松着。淡々とした280kmの道程。

浜松駅へ行って、ゼミ卒業生の地めぢ氏と合流。そして、第参葵荘読者の齊藤氏が大阪からわざわざやってくるというのでお迎え。いやーアクチヴですねぇ。さすが第参葵荘読者は優秀です。みなさんもこの行動力見習って下さいよ。で、何でこんなに人が集まってくるかというと、今日はゲームアナリストの平林久和氏を学校にお招きするのです。

改札口で私の姿を認めるなり平林氏のほうから声をかけていただき恐縮。3ヶ月前に一度顔を合わせただけの人間の顔を覚えているなんて、さすが営業がそのまま仕事に結びつくプロ。しかし、そういう仕事上の理由を差し引いても、平林氏は本当にサービス精神あふれる方なのです。

満員御礼

学校へ移動し、トークセッション「真・ゲームの大學 激動期のゲーム産業を斬る 平林久和VS赤尾晃一」開始。今回のイベントは、書籍「ゲームの大學」の発売から5年、その著者が再び現在のゲーム産業について議論するという位置づけであります。まぁ位置づけというほどおおげさなものではありませんが。会場の教室には、ざっと見て100名ほどの方が集結。去年の鈴木みそ氏のトークイベントを上回る大にぎわいです。

「ゲームの大學」が出版されてから現在までの間を総括。プレイステーションの世界制覇にいて、3DCGの隆盛でゲームはどう変わったか、というような話ではなく、流通の話から入っていくところがこのふたりの論客的。今回、面白いと思える発言が聞こえた際には「おひねり」を投げてくださいというシステムを採り、観客から入場料代わりに寸志を頂戴します。おひねりが飛ぶと話す側もヒートアップし、話のネタはダーティで危険な方向へ。いや、我がゼミのビジネス面を考え、私がお客様を煽る場面もありましたが。

平林特講

狭義の「テレビゲーム」という概念にこだわらず、楽しいコンピュータの使い道をさぐろう。という結論でトークセッションは幕閉じ。途中休憩をはさみながらも、3時間半にもおよぶ長丁場でした。平林氏は話す間ずっと立たれたままで、いつもながら熱のこもった話し方でした。終了後は研究室へ移動して雑談会。

今日は、名古屋のほうから多くの学生の方にお越し頂きました。業務用のタウンエースを満員にしてやってくるというワイルドさに共感。平林氏をかこんでゲーム業界就職対策講座。その後、浜松駅前のうなぎ屋に場所を移して雑談の続き。初対面の方を相手に「意味から強度へ」とか生き方論になったり。人生の失敗点を明らかにされスネてみたり。

大阪への新幹線の時間があるので齋藤氏とお別れ。たいした話できなくてスマソ。またお会いしましょう。そして、店も閉店時間となり各々帰途に。駅の改札前で、名古屋方面へ帰る方々とギリギリまで立ち話。平林氏は今夜名古屋へ滞在されるのですが、結局最後には学生の彼らと一緒にクルマで帰ると自ら言いだします。ワイルドだ。そして私はバイクで東へ出発。夜11:00。

夜間は磐田・掛川・藤枝のバイパスが無料開放。おかげで速い、と思いきや、静岡市内に入ったところで事故通行止。よりによって、こんな体力使い果たしているときに、疲れる現道を通らされるとは。ときどき意識が遠のき始めるので、1時間に1度くらいのペースで休憩。眠気を飛ばすため、Yesterdayを歌うときのこぶしの入れ方を研究しながら国道246号を走行。のどを痛めつつ、翌早朝4:30には東京着。


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