業務日誌

2005/05/04 Wed 「ボトムズって何ですか」

ちょっくら抜け出して、水道橋で開催されているなんでも作るよ。Blogの個展に出かけます。学生時代のつながりの野口氏と、そのご紹介でsawadaspecial.comのsawada氏のおふたりと待ち合わせ。15分ほど遅刻したらおふたりは既に観賞された後でした。すいません。

展覧会の呼び物は、装甲騎兵ボトムズに登場するロボット・スコープドッグのフルスケールモデル。鉄鋼で作られたその巨大な像は確かに息を飲む大迫力。しかし……私はガンダムを始めとするロボット物語についてほとんど知識がないので、直接的な感想は「これは大きいですね」くらいしかないのが情けないです。どのあたりが魅力かとsawada氏に尋ねると、このスコープドッグは基本的には量産機であり、一品物ではない工業製品として描かれている、という基礎知識を教えていただいてなるほどとうなずきます。スペシャル仕様の最強マシンに乗って次々敵をなぎ倒してもそれは当たり前ですから、市販車なのに速い峠の走り屋のほうが確かにすごそうです。ちょっと違うか。でもスコープドッグも量産機でありながらちょっとずつカスタムしてあるような機体も登場するそうで、こりゃ男子は心をくすぐられるわけですな。

それにしても私は人型ロボットには本当に思い入れがなくて、ガンダムやボトムズはもちろん、リアルではホンダのASIMOなんかも技術的にはとても関心があるのですが、人型であること自体でワクワクするといった気持ちは全くといっていいほどありません。ガンダム世代というといま30代前半くらいの方々がジャストミートかと思われますが、それより若い私の世代でも「ガンダムは男のロマン」のようなことを言う人はけっこういます。でもどこかウソくさいというかそれは上の世代からの借り物じゃないかというか、どうもリアリティがないような。まぁ私がYMO好きみたいなもんですかね。それはともかく、人型ロボットにグッとくる男子の心というのは世代を通じて変わらないものなのか、それともいまの小学生が大人になるころにはなくなっているのか気になるところではあります。

水道橋を後にして、神保町界隈へフラフラと。特に目的はなかったのですが、そうだオタク的にはあれ買っておこう小学館の学年誌に載っててなんかamazonでやたら売れてるとかいう話題の性教育マンガ、えーとふしぎなメルモじゃなくて……Webで調べたところ『ないしょのつぼみ』というらしいです。というわけで書泉ブックマートへ入っていきますがどうも置いていない様子。久しぶりにマンガを買おうとしたら(というか元々あまりマンガを読まないのですが)、マンガの売り場ってどういう順に本が並んでいるかも忘れていました。出版社と作家でソートされているのですね。

需要と供給のバランスから考えれば秋葉原に行けば置いてあるだろうということで、そのまま東へ歩いて秋葉原へ。で、コミックとらのあな秋葉原1号店に行ってもなかったのでこれはおかしいと思って聞いてみると、すごい売れ行きでなんとただいま売り切れ中ということでした。というわけでこれにて我々の放浪の目的も特になくなってしまったので、新宿ねぎし秋葉原店で夕飯を食して駅まで戻り解散。わりとグダグダの半日ですいませんでした>ご同行させていただいた両氏

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